◆設定

主な舞台となるのは、どこにでもありそうな飲み屋。その名もズバリ「女将の店」。
ここは東京のターミナル駅から急行か快速で20分ほどの町。商業とベッド タウンが混在している。
つまり昔は新興開発地域だったところ。駅前には商店街があり、魚屋、八百屋、肉屋はもちろん、寿司屋に蕎麦屋、
惣菜屋に、洋品店、 電気屋…など ここに来れば大概の物は揃うという地元の人々の生活に密着し、発展してきた街。
しかしその後、近隣にスーパーマーケットができるなど、駅周辺の開発が急ピッチで進んだ結果、
この商店街は大打撃を受け、今ではシャッターを降ろす店もチラホラ…。
そんな商店街の中程をチョイと曲がり狭い路地に入ったところにポツンとあるのが、われらが「女将の店」である。

「女将の店」 客席6坪、厨房6坪。
詰めて5人が限度のカウンターと板の間を入れて5畳の小上がり。
定番メニューはありきたりのものばかりだが、「本日のおすすめ」として季節のものを女将の気まかせで出す。
そんな、どこにでもあるような、女将が一人で切り盛りする地元密着型の小料理屋だ。
このお店に、何が好いのか、常連客として足繁く通ってくる二人の中年男が、源ちゃん・咲ちゃん。
二人はこの界隈で育った幼なじみだ二人が飲む時は、なぜか他には客がいない事が多い。
というか、常時客足は薄く、どう見ても、繁盛しているようには見えない。
そんな店で誰も聞いていないことをいいことに、思いつく儘、気の儘に、今の世相を一刀両断!言いたい放題の二人。
呑むほどに酔うほどに、テンションは上がって行く。果たして何を喋っているのやら…。
「意見には個人差がある」を前提に。どこかの飲み屋で、こんなオジサン、見たことありませんか?




◆源ちゃん/CV.塩屋浩三

有限会社 丸源工務店の社長。親父から無理やり後を継がされた。
従業員は事務の女性含めて7人。オーナーからの個人建築の請け負いもやるが、今ではそれも少なく、
個人的なリフォームや大手会社の部分請け負い、孫請けが多い。小学校のメンテナンスまでやっている。
体を使うことを厭わない、体力ある、心根の優しい男。大工の修業をしていた頃に父親の勧めで半ば見合い結婚。
妻は丸源工務店の経理担当で、ほとんどの業務を仕切っていて、実権を握っている。
ひとこと言えば倍返しどころではない…だから、源ちゃんは恐妻家。

 家族構成 / 妻、子供3人(1男2女)、犬一匹


◆咲ちゃん/CV.島田敏

大手企業の第2営業課の課長。大学を卒業後、現在の会社に入社。
今は本社勤務だが、地方都市の支社に数回転勤させられ、地道にやってきた。
その頃に知り合った女性と恋愛結婚で結ばれた。営業畑一筋の男。客との会話に必要だからと、様々な情報を収集。
雑学に長けている。法学部出身だからか、理論理屈をこねるのが好き。
呑むほどに酔うほどにその性格が頭をもたげて来る。英語は苦手。趣味、奇術。
妻は前出のように、咲ちゃんが2度目の支社転勤の折に知り合った。当時は楚々とした、
明るいけれど出しゃばらない、可愛い女性だった。「亭主関白でいさせてくれそう」。咲ちゃんはそこに惚れたのだ。しかし。

 家族構成 / 妻、子供2人(1男1女)


◆女将/CV.高木早苗

小料理屋「女将の店」の女将。年齢や過去のことなど、不詳。独学ではあるが、料理好き。
いろんな家庭料理を作って客に振る舞う。女手ひとつで頑張っているように見えるが、ホントのところは…?


◆美雪/CV.服部友香

女将の実の姉の娘、つまり姪っ子。
短大を出ても、自分の夢を追う娘。時々、「女将の店」を手伝うことも。